「ポテトブロス」というものをご存じでしょうか??
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、お料理好きの方なら知っているかもしれません。
「ブロス」とは、野菜や肉、魚などを煮込んだ際の煮汁で、日本でいう出汁。
ポテトブロスを利用したレシピからSNSでの反応まで、気になるポテトブロスの謎に迫ります♪
あまり聞きなれない「ポテトブロス」という単語。
ポテトというからには食べ物で、料理名?それとも粉や液体?と謎は深まるばかりです。
海外の料理動画ではレシピに時おり登場し、戸惑う人も多いよう。
そこで、その意味を調べてみました!
そもそもブロス(broth)とは…
1 肉や鳥を蒸し煮にして得た濃厚な出し汁。ソースなどのベースに用いる。
2 スープ。チキンブロスなど。
3「スープストック」に同じ。
【引用元】goo辞書
食材を煮出してとった出汁が「ブロス」です。
つまり、ポテトブロス=じゃがいもを茹でた・煮だした時の茹で汁。
味に深みを出し、食材と混ざりやすくなる効果もあります。
パスタを茹でたときにお玉一杯分の茹で汁をソースに入れて乳化させる…といった工程がありますが、そのじゃがいもバージョンと考えると分かりやすいかもしれませんね♪
「ポテトブロス」の謎が解明されたところで、実際に使ったレシピをご紹介。
じゃがいものパン
◎材料
中サイズのじゃがいも…3個
小麦粉…450~500g
ポテトブロス…1カップ
ドライイースト…小さじ1
砂糖、塩…各小さじ1
サラダ油…大さじ1
◎作り方
多めの油で揚げ焼きすることで外はカリっと、中はふわふわ♪ほんのりとじゃがいもの甘みがあり、おやつや朝食にぴったりですよ。
ポテトブロスは工程①の茹で汁をすべて捨ててしまわず、1カップ分取り分けてくださいね。
そのまま食べても、ハムやチーズを挟んでも美味!ぜひ作ってみてくださいね。
ポテトブロスを料理に取り入れるのは、実はとっても簡単なんです♪
こちらは上記に紹介したじゃがいもパンのレシピから。
ポテトブロスを加えることでじゃがいもの甘みが引き立っているよう!
じゃがいもだけではなく、色々な野菜くずを使ったブロスを総称してベジブロスと呼ばれています。ベジブロスにじゃがいもを入れたスープなども美味しそうですね!
野菜の持つ美味しさや栄養をまるごといただける「ブロス」。
ぜひじゃがいもだけではなく、様々な野菜でブロスを作って料理に活用してみましょう。
じゃがいもを茹でた際の茹で汁・「ポテトブロス」について解説していきました。
ポテトブロスにはじゃがいも本来のうまみや栄養素がギューッとつまっています!
食材となじみやすくしてくれる効果もあり、ぜひ捨てずに使っていきたいですね。