最近では、お墓代節約や、遺族を身近に感じるために遺骨を手元に置いておきたいなどの理由で供養方法が多様化しています。
昔からありましたが、近年また遺骨ダイヤモンドが注目されています。
今回は遺骨ダイヤモンドが法律的、倫理的に良いのかなどについてご紹介していきます!
人の骨からダイヤモンドができるのか・・・?
不明な方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、遺灰や遺骨でダイヤモンドの作成は可能です。
骨のほとんどはカルシウムですが、それだけでは骨が折れやすいため、
タンパク質などとコラーゲンは結びつき硬くなっているのです。
そして、そのタンパク質に炭素が含まれています。
そのため、火葬で焼いた際に黒くなるものが炭素です。
それを研究所で加工し遺骨ダイヤモンドとしていきます。
簡単に説明すると、故人の遺骨から抽出した炭素をほぼ100%まで精製します。
そして、天然ダイヤモンドと同じ環境を再現した装置で遺骨ダイヤモンドを生成していきます。
人の骨にダイヤモンドの成分があるってことですね!笑
遺骨ダイヤモンドの値段は
アメリカで1250ドルから、
イギリスでは1200ポンドから、
オーストラリアでは2900オーストラリアドルから、
ドイツでは1600ユーロから、
カナダでは1800カナダドルから、
日本では¥ 319,000から作れます。
国によって値段が違うのはレートの違いなどもあるようです。
作りたい場合は、ロニテ公式サイトからお問い合わせをしてくださいね!^^
SNSで遺骨ダイヤモンドを作った方の口コミなどを見ていきましょう!
人の遺骨のみではなく、ペットの遺骨をダイヤモンドに変えて身近に置いておきたい方もいるようです。
大好きなペットや人をいつも身近に感じられて、うれしい気持ちになる方も多くいる印象でしたが、
調べている中で自分の故人への後悔などを忘れないために遺骨ダイヤモンドにした、という内容もあり様々な理由で皆さんダイヤモンドにするんだなあ・・・と感じました!
ちなみにペットの遺骨ダイヤモンドですが、
カラット数やカラーによっても変化しますが396000円からあるようです。
こちらでは、遺骨ダイヤモンドが違法かどうかについてみていきます!
遺骨ダイヤモンドに限らず、遺骨を手元に置いておくことが違法!と思っている方が多いですが、実は違法ではありません。
よく、取り上げられる法律の
遺骨の埋葬について合法か違法かについて触れています。
この中では、墓地以外に遺骨を埋葬することを禁止しています。
そのため、霊園や寺院墓地など行政に許可を得た土地以外に埋葬すると違法と考えられています。
そのため、自宅の庭や他人の所有地などに遺骨を埋める行為は法律で禁じられています。
そのため、故人の遺灰や遺骨から遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントなどを作製することは、違法ではありません。
ちなみに、よく映画などである海に遺灰をまく水葬は日本では違法です。
しかし自然葬として遺灰を海に撒く海洋散骨なら可能です。
自然葬は自然の中に遺灰や遺骨を返すという意味で行われる葬儀です。
お葬式で行うのか、というところに焦点があてられるということですね!難しい~~っ
皆さんが故人に対する思いの表現方法の一つとしてこの記事を参考にしていただけたら幸いです!